玉兎
2009.05.09 *Sat
二人並んで 夜のお散歩
昼間より少し冷たい夜の風が
ちょうど心地よく流れてく
転んで 今にも泣き出しそうな
小さな君
僕の手をぎゅっと握りしめ
涙堪えて
小さな君のそんな姿に
僕も何も言わないで
ぎゅっと手を握り返す
少し前の君だったら
泣いて僕に抱きついて
背中で眠っていたのにね
そっと君を見てみると
君の瞳は決壊寸前
あぁ 泣いちゃうかなって
その瞬間
大きく見開いた瞳から
零れ落ちた大きな雫
「お月さまがとんだ!」
「え・・・?」
つられるように空を見上げると
そこには大きな お月様
「お月さまのね うさぎがとんだよ!!」
少し興奮した様子で
嬉しそうに話す君
涙の筋が やわらかい頬にまだ残ってる
「そっか 見たかったな」
月のうさぎが飛ぶなんて
やっぱり君は幼いんだと
微笑が浮かんでくる
少しおかしなスキップまで始める君に
僕は お月さま に感謝しようと
月を見上げた
「・・・・・・・・・・・」
月の兎はジャンプして
こっちをくるりと振り向いた
「お月様、とんだ・・・」
「うん!」
二人並んで 夜のお散歩
空には大きなお月様と
元気に跳ねる 月兎
君の小さな手にひかれ
月の兎と同じように
二人仲良くジャンプした
昼間より少し冷たい夜の風が
ちょうど心地よく流れてく
転んで 今にも泣き出しそうな
小さな君
僕の手をぎゅっと握りしめ
涙堪えて
小さな君のそんな姿に
僕も何も言わないで
ぎゅっと手を握り返す
少し前の君だったら
泣いて僕に抱きついて
背中で眠っていたのにね
そっと君を見てみると
君の瞳は決壊寸前
あぁ 泣いちゃうかなって
その瞬間
大きく見開いた瞳から
零れ落ちた大きな雫
「お月さまがとんだ!」
「え・・・?」
つられるように空を見上げると
そこには大きな お月様
「お月さまのね うさぎがとんだよ!!」
少し興奮した様子で
嬉しそうに話す君
涙の筋が やわらかい頬にまだ残ってる
「そっか 見たかったな」
月のうさぎが飛ぶなんて
やっぱり君は幼いんだと
微笑が浮かんでくる
少しおかしなスキップまで始める君に
僕は お月さま に感謝しようと
月を見上げた
「・・・・・・・・・・・」
月の兎はジャンプして
こっちをくるりと振り向いた
「お月様、とんだ・・・」
「うん!」
二人並んで 夜のお散歩
空には大きなお月様と
元気に跳ねる 月兎
君の小さな手にひかれ
月の兎と同じように
二人仲良くジャンプした
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CATEGORY : ・ 詩
COMMENT
やっぱりきれいですね。
なんか、もっと感想を言いたいけど、うまいこと言えそうにないです。
発想が貧困なんですね(苦笑)
関東ついに晴れました。
なんか、もっと感想を言いたいけど、うまいこと言えそうにないです。
発想が貧困なんですね(苦笑)
関東ついに晴れました。
おお。
こんばんは^^
いつもとは少し違う印象を受けますが、とても心温まる素敵な詩ですねー!
私も今夜月を眺めてみようかなと、思いましたよw
また参ります。(・-・*)
いつもとは少し違う印象を受けますが、とても心温まる素敵な詩ですねー!
私も今夜月を眺めてみようかなと、思いましたよw
また参ります。(・-・*)
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